引っ越しや一人暮らしを始めるタイミングで「そろそろ洗濯機を買わないと」と思って調べ始めたものの、迷ってしまうことってありますよね。
たとえば…
・ドラム式と縦型、結局どっちがいいの?
・価格差が大きくて、何が正解なのか分からない
・安いもので済ませて、あとから後悔しないか不安
こんなふうに、調べれば調べるほど迷ってしまう人は少なくありません。

洗濯機は正直、高い買い物ですよね。だからこそ「とりあえず安いものでいいか」で決めてしまうと、あとから小さな不満やストレスが積み重なってしまうこともあります。

この記事では、初めて洗濯機を買う20〜30代の男性が、後悔しにくい選択をするために「どんな順番で考えればいいか」を整理しました。

おすすめ機種をずらっと紹介する記事ではありません。まずは「失敗しにくい考え方」を知るところから、一緒に始めてみましょう。

洗濯機選びで後悔しやすいポイント

価格だけで決めてしまう

洗濯機選びでよくあるのが、「安かったから」という理由だけで決めてしまうことです。もちろん予算は大事です。
ただ、洗濯機は一度買うと5年、10年と使い続ける家電。数万円の差を気にして選んだ結果、たとえば…
・音が意外とうるさくて、夜に使いづらい
・洗濯に時間がかかって毎回ちょっと面倒
・乾燥機能がなく、結局部屋干しが増える
…といった不満を、何年も抱えることになりがちです。

生活スタイルを考えずに選んでしまう

もう一つのポイントは、「自分の生活に合っているか」をあまり考えずに選んでしまうことです。
・洗濯するのは朝が多いのか/夜が多いのか
・こまめに洗濯できるのか/まとめ洗いが多いのか
・部屋の広さや設置スペースはどうか
こうした条件によって、向いている洗濯機は大きく変わってきます。スペックを細かく比べる前に、まずは自分の生活を軽く振り返ってみるのがおすすめです。

後悔しない洗濯機選び【5ステップ】

ここからは、洗濯機選びで後悔しにくくする考え方を5つのステップに分けて紹介します。
この順番で考えるだけでも、「なんとなく選んで失敗する」可能性をぐっと減らせます。

ステップ1|まずは自分の生活スタイルを整理する

最初にやるべきことは、洗濯機の種類を調べることではありません。まずは、今の生活をざっくり整理してみましょう。
・洗濯は週に何回くらいできそうか
・夜に洗濯することは多いか
・洗濯を時短したいか
・一人暮らしか、同棲の予定があるか

洗濯機は「性能が高いか」よりも、「あなたの生活スタイルに合っているか」で満足度が決まりやすいです。

ステップ2|ドラム式と縦型の違いを知る

洗濯機を調べ始めると、ほぼ必ず迷うのが「ドラム式か、縦型か」という点です。
ここで大事なのは、「どちらが優れているか」を決めることではありません。
あなたの生活スタイルに合うほうを選ぶ、という考え方がいちばん失敗しにくいです。

ドラム式は、たとえば次のような人に向いています。
・洗濯から乾燥まで一気に終わらせたい
・夜に洗濯することが多い
・洗濯の手間をできるだけ減らしたい

縦型は、たとえば次のような人に向いています。
・洗浄力を重視したい
・価格を抑えたい
・乾燥機能はあまり使わない

ステップ3|容量とサイズを確認する

容量やサイズをよく確認せずに買ってしまう失敗は、意外と多いです。
・まとめ洗いが多い
・将来、同棲や引っ越しの予定がある
・毛布など大きなものも洗いたい
こうした場合は、少し余裕のある容量が安心です。
また、設置スペースや搬入経路(防水パン、扉の開き方、廊下や階段を通れるか)も見落としがちなので、購入前にチェックしておくと安心です。

ステップ4|乾燥機能は「必要かどうか」で判断する

ドラム式洗濯機の大きな特徴の一つが乾燥機能です。便利ですが、全員に必須というわけではありません。
・外干しが苦ではない
・部屋干しでも困っていない
・乾燥はたまにだけで十分
という人は、思ったほど使わなくなることもあります。

一方で、
・夜に洗濯して朝には片付けたい
・天気や花粉を気にしたくない
・手間を減らして気持ちに余裕を作りたい
という人には、生活の満足度をぐっと上げてくれる要素になりやすいです。

ステップ⑤|予算は「安さ」ではなく「満足度」で決める

洗濯機は安い買い物ではないので、「できるだけ安く」と考えがちです。
ただ、年単位で使い続ける家電でもあります。
・音が静かで使いやすい
・手間が減って気が楽になる
・ストレスを感じにくい
こうした満足感は、数万円の差以上の価値になることもあります。
5年、10年と使う前提で「使い続けて不満が出ないか」を基準に予算を考えると、後悔しにくい選択ができます。

筆者の場合(選び方の一例)

ここまで読んで「じゃあ実際どう決めればいいの?」と思った方もいるかもしれません。
あくまで一例ですが、わたしが洗濯機を選んだときの考え方も参考までにまとめておきます。

わたしの場合は、洗剤・柔軟剤の自動投入つきのドラム式を選びました。
約3年前のセール価格で約17万円。正直かなり頑張って購入しました。

これを選んだ理由は、ざっくり言うと次の3つです。
・洗濯のことを、できるだけ考えなくていい状態にしたかった
・趣味の時間を少しでも確保したかった
・花粉症なので外に干したくなかった

仕事が忙しい時期は、どうしても家事全般が後回しになりがちで、洗濯物を干すタイミングや天気を気にするのも面倒に感じていました。浴室乾燥機はついていましたが、洗濯物をハンガーにかけて干すのも地味に時間と労力がかかります。

それなら高いお金を払ってでも、1ボタンで洗剤・柔軟剤の投入から乾燥まで一気に終わってくれたほうが楽かも、と考えました。

こうした前提があったので、予算も自然と決まりました。安さ重視で選んで「やっぱり乾燥があったほうがよかった」と後悔するより、長く使うことを前提に、納得できるところまで出そうと考えた形です。
結果として、購入してから約3年、今のところ「買ってよかったな」と感じています。

唯一ヒヤッとしたのは、洗濯機のサイズでした。引っ越しをすることになり、搬入経路は入念に確認したのですが、いざ搬入しようとすると玄関の手すりや脱衣所のドアノブに当たってしまって入りませんでした。
手すりやドアを一時的に取り外すことで事なきを得ましたが、冷や汗ものでした…。


まとめ

洗濯機選びに「これを買えば絶対に正解」という答えはありません。
ただ、考える順番や、何を重視するかを整理しておくだけで、大きく後悔する可能性はかなり減らせます。
この記事の5ステップを参考に、あなたの生活に合った1台を探してみてください。