共働き夫婦のうたのです。

洗濯機を選ぶとき、多くの人は「何kgにするか」から考えると思います。でも、うちは容量から選びませんでした。共働き・賃貸のわが家がシャープのドラム式 ES-WS14(洗濯11kg/乾燥6kg)を選んだとき、決め手にしたのは洗剤・柔軟剤の自動投入と、乾燥まで一気にやってくれる洗濯乾燥機能で、容量11kgは「欲しい機能で絞ったら、結果そうなっていた」だけなんです。先に結論を書くと、二人暮らしなら、容量の数字より先に「欲しい機能」で選んだほうが失敗しにくいし、買う前に測るべきは部屋の広さより防水パンと給水栓まわりでした。3年5ヶ月使った今だから言える、選び方と採寸のリアルを正直に書きます。

うちは「容量」から洗濯機を選ばなかった

洗濯機選びは容量から、とよく言われます。でもうちは、最初に決めたのは容量ではなく「絶対に欲しい機能」のほうでした。ひとつは洗剤・柔軟剤の自動投入。もうひとつは、乾燥まで一台で完結する洗濯乾燥機能です。花粉がつくのが嫌で外干しはしたくなかったし、共働きなので家事にかける時間をとにかく減らしたかった。この2つを絶対条件にして候補を絞っていったら、最後に残ったのがシャープのES-WS14でした。スペックを見たら洗濯11kg/乾燥6kg。つまり、容量は「選んだ」のではなく「ついてきた」という感覚です。

当時の購入価格は205,000円(2022年12月)でした。決して安い買い物ではなかったですが、「毎日の家事の手間を減らす」という目的がはっきりしていたので、機能で選んだことに後悔はありません。実際にこのドラム式を3年以上使ってどうだったか、後悔したことも含めた結論は賃貸でドラム式を3年使った後悔と結論に書いています。

賃貸で「買う前」に測った場所——部屋の広さより防水パンと給水栓

賃貸でドラム式を選ぶとき、本当に測るべきだと感じたのは、部屋の広さではなく洗濯機を置く防水パンと、その上の給水栓まわりでした。うちは機種を決める前に防水パンのサイズを測っておいたのですが、結果から言うとES-WS14の脚は防水パンにほぼギリギリ。測らずに買っていたら危なかったので、これは測っておいて正解でした。さらにドラム式は背が高くて、ES-WS14は高さ約1.1m(1,115mm)あります。給水栓(蛇口)の位置が本体の上に当たらないかも、買う前に確認しておきました。

うちが「買う前」に置き場所まわりで確認したのは、次の3つです。

  1. 防水パンのサイズ──洗濯機を置くスペースそのもの。うちはES-WS14の脚がギリギリだったので、ここを測っておかないと「置けなかった」という最悪の事態になりかねません。
  2. 給水栓(蛇口)の高さ──ドラム式は背が高い(うちのES-WS14で高さ約1.1m)ので、蛇口の位置によっては本体の上部に当たってしまうことがあります。買う前に当たらないか確認しておきました。
  3. コンセント・アース・排水口の位置──うちの場合はここで特に困ったことはありませんでしたが、位置を一度見ておくと安心です。

なお、玄関や廊下・ドアといった「運び入れる経路」の採寸は、また別の話です。うちは1回目の搬入で痛い目を見て、2回目は内見のときに経路を測りました。そのあたりの失敗と対策はドラム式が賃貸に入らない?搬入トラブル2回の実録にまとめているので、搬入経路が不安な方はそちらを読んでみてください。この記事では「置き場所そのもの」の採寸にしぼって書いています。

二人暮らしで11kg/乾燥6kgを3年5ヶ月使った実感

結果的に選んだ洗濯11kg/乾燥6kgは、共働きの二人暮らしにちょうどよかったです。毎日回さなくても、何日か分をまとめて洗って、そのまま乾燥まで一気にかけられる。容量に余裕があるぶん「今日洗わなきゃ」というプレッシャーがなくて、自分たちの生活リズムに洗濯を合わせられるのが快適でした。1回に入れる量は洗濯機の7割くらいが目安で、それでも二人分なら数日ためた量がしっかり入ります。3年5ヶ月使ってきて、容量で困ったことは一度もありません。

機能で選んで、容量が後からついてきた選び方でしたが、使ってみて「二人暮らしならこのくらいで十分すぎるな」と実感しています。総合的には、このドラム式には90点(100点満点)をつけています。フィルター掃除のひと手間だけがマイナスで、それ以外は文句なしです。

縦型と迷わなかった理由と、賃貸ならではの不安

洗濯機選びで縦型とドラム式を迷う人は多いと思いますが、うちは迷いませんでした。理由はシンプルで、乾燥まで一台で完結する洗濯乾燥機能が欲しかったからです。外干しをやめたかったうちにとって、ここは最初から譲れないポイントだったので、縦型は候補に入りませんでした。

むしろ不安だったのは、機種そのものより設置のほうです。測った通りにちゃんと置けるのか、搬入経路をちゃんと通るのか。20万円を超える大きな買い物なので、もし設置できなかったらと思うと、買う前はけっこう怖かったです。だからこそ、前の章で書いた防水パンや給水栓の採寸を念入りにやりました。ちなみにドアの開く向きですが、ES-WS14には左開きと右開きの2タイプがあって、うちは設置場所との相性で右開きを選びました。開く向きで搬入後の出し入れの動線が変わるので、置き場所に合っているか見ておくと安心だと思います。

賃貸だと「大型を買って退去時どうするの」という心配もあると思いますが、うちは引っ越すときも持っていく前提なので、そこは気にしませんでした。賃貸でも、置けることさえ確認できればドラム式は十分選べる、というのが3年使った今の実感です。

これから二人暮らしで洗濯機を選ぶ人へ(容量より機能で絞る)

これから二人暮らしで洗濯機を選ぶなら、うちのおすすめは容量の数字を最初に決めるより、欲しい機能から絞っていくやり方です。「乾燥まで一台でやりたい」「洗剤の自動投入は欲しい」といった絶対条件を先に決めると、候補は自然に絞られてきます。そして二人暮らしの場合、その過程で残る機種はだいたい容量も足りています。うちの感覚では、二人なら11kgもあれば充分すぎるくらいでした。

同じ「選ぶ」でも、入り口を容量にするか機能にするかで、けっこう進み方が変わります。うちのやり方を並べると、こんなイメージです。

選ぶ入り口進み方うちの実感
容量から選ぶ「二人だから何kg」と数字から決めて、その容量の中から機種を探す欲しい機能が入ってない機種に当たることがある
機能から選ぶ(うちのやり方)「自動投入」「乾燥まで完結」など絶対条件で絞り、残った機種を見る候補が一気に絞れて、容量も結果的にちょうどよかった

もちろん、本体価格だけでなく、電気代やメンテナンスの手間、設置場所の広さ、洗濯容量と乾燥容量の違い、実際の運用のしやすさまで、ひととおり調べておくに越したことはありません。ただ、最初の絞り込みの入り口としては、容量より機能のほうが二人暮らしには合っていた、というのがうちの結論です。

まとめ:二人暮らしの洗濯機は、容量より機能と採寸

うちがドラム式を選んだとき、容量は決め手ではありませんでした。洗剤の自動投入と洗濯乾燥機能で絞ったら11kgになり、それが二人暮らしにちょうどよかった。そして買う前に測ったのは、部屋の広さより防水パンと給水栓まわりでした。3年5ヶ月使った今でも、この選び方で間違っていなかったと思っています。これから選ぶ方は、容量の数字より「欲しい機能」から、そして置き場所の採寸を先に、ぜひやってみてください。

洗濯機や、同じように家電をそろえていく話は、こちらの記事にもまとめています。

よくある質問

Q. 二人暮らしの洗濯機、容量は何kgが目安?

A. 一般的な目安よりも、うちの実感でお答えすると、共働きの二人暮らしで洗濯11kg/乾燥6kgはちょうどよかったです。毎日回さず、何日か分をまとめて洗えるので、二人なら11kgもあれば充分すぎるくらい。ただうちは容量から選んだわけではなく、欲しい機能で絞ったら結果11kgだった、という選び方をしています。

Q. ドラム式洗濯機を買う前に測る場所は?

A. うちが測ったのは、まず防水パン(洗濯機置き場)のサイズです。ES-WS14の脚は防水パンにギリギリだったので、測っておいて正解でした。あとはドラム式は背が高い(うちのは高さ約1.1m)ので、給水栓が本体の上に当たらないかも確認しました。玄関や廊下など運び入れる経路の採寸は、また別の話として別記事に詳しく書いています。

Q. 洗濯機は容量と機能、どっちから選ぶ?

A. うちは機能からでした。洗剤・柔軟剤の自動投入と、乾燥まで一台で完結する洗濯乾燥機能を絶対条件にして絞ったら、自然に機種が決まって、容量は後からついてきました。二人暮らしなら、容量の数字を先に決めるより、欲しい機能で絞るほうが失敗しにくいと感じています。

Q. 賃貸でドラム式洗濯機を買うのはあり?退去時はどうする?

A. うちは賃貸ですが、ドラム式を選んでよかったと思っています。退去時は持っていく前提なので、置いていく心配はしていません。ただ賃貸で大型を買うときは、設置できるかの採寸(防水パン・給水栓・搬入経路)を事前にやっておくと、20万円を超える買い物の不安がだいぶ減ります。