共働き夫婦のうたのです。

ドラム式洗濯機を選ぶとき、多くの人が迷うのが「乾燥機能は必要か」だと思います。本体価格がぐっと上がるぶん、「使わないかも」「電気代が高そう」と考えると悩ましいですよね。シャープのドラム式 ES-WS14(洗濯11kg/乾燥6kg)を3年8ヶ月使ったわが家の答えを先に書くと、「乾燥機能が必要かどうかは、目指す生活の姿しだい」です。

外干しに価値を感じる人には不要かもしれません。でも、花粉を避けたい・共働きで干す時間を減らしたい・外干しの虫が嫌、という暮らしを目指すなら必須でした。うちは乾燥手段をドラム式・浴室乾燥・除湿機・コインランドリーと4つ経験しましたが、日常の主役はずっとドラム式乾燥。電気代の実測値も正直に出しながら、3年8ヶ月使った今の結論を書きます。

「乾燥機能は必要?」——うちの答えは「目指す生活の姿次第」

「乾燥機能は必要か」への答えは、人によってきれいに分かれると思います。分かれ目はシンプルで、外干しに価値を感じる人か、外干しをやめたい人かです。天日に干したい・ベランダ干しが好き、という人には乾燥機能はオーバースペックかもしれません。でも、うちは真逆でした。二人とも花粉症で外に干したくないし、外干しだと虫がつくのも嫌。共働きなので、そもそも干す・取り込むという作業の時間をできるだけ減らしたかった。この前提だと、乾燥機能は「あったら便利」ではなく「ないと生活が回らない」レベルの必須機能でした。

実際、ドラム式を導入した2022年12月以降、わが家は外干しを一切していません。3年8ヶ月使ってきて、「乾燥機能、いらなかったかも」と思った瞬間は一度もないんです。外干しをやめてからの暮らしがどう変わったかは、外干しをやめて3年、部屋干しで実際どうなったかに詳しく書いています。乾燥機能の要否で迷っている人は、まず「自分は外干しをやめたいのか、続けたいのか」を考えてみると答えが出やすいと思います。

乾燥手段を4つ試してわかった、ドラム式乾燥の立ち位置

「乾燥機能がなくても、別の乾燥手段でいいのでは?」という疑問もあると思います。うちはたまたま、乾燥の手段を4つ経験してきました。結論から言うと、日常の主役はドラム式乾燥で、ほかの手段は補助か、もう使っていないかです。それぞれの立ち位置を正直に並べます。

  • ① ドラム式乾燥(日常の主役)──ワンボタンで洗濯から乾燥まで完結。朝8時にスタートして、帰宅後に取り出してたたむだけ。これが基本の運用です。
  • ② 浴室乾燥(おしゃれ着専用)──乾燥機にかけたくないデリケートな服だけ、浴室乾燥に回します。使い分けの詳しい話は賃貸の浴室乾燥機をおしゃれ着にどう使い分けているかに書きました。
  • ③ 除湿機(今はほぼ出番なし)──もともと部屋干し用に持っていましたが、ドラム式乾燥に置き換わって最近はほとんど使っていません。除湿機からドラム式へ、梅雨対策が変わった話のとおり、役目を終えた家電です。
  • ④ コインランドリー(洗濯機がなかった期間だけ)──引っ越しの搬入トラブルで1ヶ月ほど洗濯機なし生活になったとき、週1で通いました。乾燥中はその場で待つ必要があるし、人に洗濯物を触られるのが本当に嫌で、二度とやりたくないと思いました。

4つを経験してわかったのは、乾燥機能があると、ほかの乾燥手段の出番が一気に減るということです。除湿機はほぼ使わなくなり、浴室乾燥はおしゃれ着だけ。日常のほとんどはドラム式乾燥で完結してしまうんです。「別の手段で代用」も理屈の上では可能ですが、手間が増えるぶん、結局ドラム式乾燥に戻ってくる、というのがうちの実感です。

乾燥機能の電気代を実際に測ってみた(回す日と回さない日で二極化)

乾燥機能でいちばん気になるのが電気代だと思います。うちは自宅に測定器をつけて、ドラム式洗濯機の電気使用量を実際に測ってみました(2026年4月・5月の2か月/単価はわが家の電気料金単価 37.4円/kWhで計算)。結論を先に言うと、乾燥を回す日と回さない日で、電気代がはっきり二極化しました。

  • 洗濯機トータル(乾燥込み)──月およそ1,030〜1,070円。これは洗濯も乾燥も含めた1か月ぶんです。
  • 乾燥まで回した日──1日あたり約40〜105円(およそ1.0〜2.8kWh)。まとめ洗いで量が多い日は高め。
  • 乾燥を回さなかった日──待機電力のみで数円。洗濯だけの日はほとんどかかりません。
  • カタログ上の洗濯〜乾燥1回──約0.9kWh=約34円(シャープ公式仕様)。ES-WS14はヒートポンプ乾燥方式で、実測の「回した日」がこれより幅広いのは、まとめ洗いの量や乾き具合で変わるためです。

つまり、乾燥機能の電気代は「毎日重くのしかかる固定費」ではなく、回す頻度しだいで増減するコストでした。毎日フル乾燥すれば積み上がりますが、洗濯だけの日を挟めば数円で済む。うちの場合は、この金額なら干す手間がなくなる価値のほうがずっと大きいと感じています。ほかの家電も含めて1台ずつ電気代を測った結果は、家電の電気代を1台ずつ実測した結果にまとめています。

正直に言う、乾燥機能のデメリット(それでも要否は「いる」)

乾燥機能を推すだけだとフェアじゃないので、3年8ヶ月使って感じたデメリットも正直に書きます。まず、毎回の乾燥フィルタ掃除。これがいちばん地味に面倒で、一度忘れたときは乾燥が中途半端になりました。次に、乾燥が終わったあと放置するとニオイが気になることがあること。そして、入れすぎると乾燥しきれないこと。うちの乾燥容量は6kgなので、洗濯11kgぶんを詰め込むと乾ききらないことがあります。乾燥にかかる時間も、適正量なら3〜4時間、量が多いと5〜6時間と、それなりにかかります。

ただ——これだけデメリットを並べても、「乾燥機能、なくてもよかった」と思ったことは一度もありません。フィルタ掃除は習慣にしてしまえば20秒ほどですし、ニオイも乾燥後すぐ取り出せば防げます。

デメリット込みで、それでも必要、というのが3年8ヶ月の結論です。掃除を続けるための工夫は乾燥フィルタ掃除を3年続けている方法に、掃除自体をラクにする道具はフィルター掃除をハンディクリーナーでラクにした話にまとめています。

乾燥機能つきが向いてる人・向いてない人(目指す生活で決まる)

ここまでの体験をふまえて、乾燥機能つきのドラム式が向いている人・向いていないかもしれない人を、うちの感覚で整理してみます。あくまで「目指す生活の姿」で決まる、という前提です。

  • 向いている人──外干しをやめたい/花粉症で部屋干し中心/共働きで干す・取り込む時間がない/賃貸で部屋干しのスペースが取りにくい。うちはこのタイプで、乾燥機能が暮らしを支えてくれています。
  • 向いていないかもしれない人──外干しが好きで天日に価値を感じる/在宅時間が長くて干す手間が苦にならない/初期費用や電気代をとにかく抑えたい。この場合は、乾燥機能なしの洗濯機+別の乾燥手段でも回るかもしれません。

うちは縦型と最後まで迷いませんでした。理由はただひとつ、乾燥まで一台で完結する洗濯乾燥機能が欲しかったから。そもそも容量から選んでいないんです。「どんな機能が欲しいか」から洗濯機を絞っていった話は、容量より機能で洗濯機を選んだ話に書きました。乾燥機能の要否で迷う人は、選び方の入り口から見直すと判断しやすいと思います。

まとめ:乾燥機能の要否は、目指す暮らしから逆算する

「ドラム式の乾燥機能は必要か」への、うちの結論をあらためて書きます。答えは「目指す生活の姿次第」。乾燥機能のメリットとデメリットを一般論で天秤にかけるより、自分はどんな暮らしを目指すのかから逆算するほうが、後悔のない選び方になると思います。うちは「外干しをやめて、干す手間のない暮らし」を目指したので、乾燥機能は大正解でした。フィルタ掃除や電気代の現実込みでも、満足度は90点。3年8ヶ月使って、いまも毎日その恩恵を受けています。乾燥機能で迷っている人の、判断のものさしになればうれしいです。

よくある質問

Q. 乾燥機能なしの洗濯機+別の乾燥機(除湿機・浴室乾燥)でも代用できる?

A. 代用は可能ですが、手間は増えます。うちは除湿機も浴室乾燥も持っていますが、日常はドラム式乾燥が一番ラクで、除湿機はほぼ出番がなくなりました。複数の手段を切り替えるより、一台で完結するほうが結局続く、というのが正直な実感です。

Q. 乾燥機能の電気代は高い?

A. 自宅の実測では、乾燥を回した日で約40〜105円、回さなかった日は待機のみで数円でした。毎日フル乾燥すれば積み上がりますが、洗濯だけの日を挟めば抑えられます。回す頻度しだいで二極化するコスト、という感覚です。

Q. 乾燥機能は毎日使う?

A. 毎日ではありません。まとめて洗って乾燥まで回す日と、洗濯だけの日があります。おしゃれ着など乾燥にかけたくない服は、浴室乾燥に分けています。生活リズムに合わせて使い分けるのがちょうどいいです。

Q. 乾燥6kgで二人分は足りる?

A. 二人暮らしのまとめ洗いなら、乾燥6kgでちょうどいいです。何日かためた量もしっかり乾きます。ただし入れすぎると乾ききらないことがあるので、量は欲張らないのがコツです。

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