共働きで在宅も多いうちが、ゲーミングヘッドホンの肩こりに限界がきて行き着いたのが SONY の INZONE Buds WF-G700N でした。約2年7ヶ月使った結論を先に書くと、長時間プレイでも肩がこらない軽さと、FPSで困らない音の定位感、そして真後ろの掃除機に気づかないノイズキャンセリングの3点で、ゲーミングヘッドホンに戻る理由がなくなりました。100点満点で95点。有線・無線のヘッドホンを何個も買い替えても合うものがなかった人にこそ、イヤホン型という選択肢を知ってほしいです。以下、なぜヘッドホンをやめたのか、約2年7ヶ月の実際の使用感、そして手放しでは褒めない正直なところまで書きます。

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なぜゲーミングヘッドホンをやめたのか

ゲーミングヘッドホンを使っていた頃、いちばんつらかったのが肩こりでした。どんなに軽いモデルを選んでも、長時間ゲームをしていると首から肩への負担が積み重なって、後半は集中するどころではなくなる。有線・無線を問わずヘッドホンを何個も買い替えましたが、自分に合うものが最後まで見つかりませんでした。

軽さをうたう製品も試しました。それでも、頭の上に何かが乗っている感覚と側圧そのものが消えるわけではなく、長時間プレイでは結局つらくなる。「ヘッドホンという形そのものが自分には向いていないのかもしれない」と考えはじめて、たどり着いたのがイヤホン型という選択肢でした。

同じようにゲーミングヘッドホンの重さや肩こりで悩んでいる人は少なくないと思います。私の場合は、その遍歴の終着点がこの INZONE Buds でした。

INZONE Budsを選んだ理由

イヤホン型に絞ったうえで、ゲーミング用途で妥協したくなかったのが「音の定位感」でした。FPSをやると、足音や銃声がどの方向から鳴っているかが勝敗に直結します。ここを捨ててまで軽さを取るのは違うと思っていたので、ゲーミング向けに作られたイヤホンを探しました。

選んだのは SONY の INZONE Buds WF-G700N。プロゲーミングチーム Fnatic 監修のゲーミングイヤホンで、2.4GHz の USBトランシーバー接続と Bluetooth 5.3(LE Audio)の両対応です。PCだけでなくPS5やSwitch、モバイルでも使えるので、用途を選ばないのも決め手のひとつでした(SONY公式仕様)。

買う前に期待していたのは「ヘッドホンの肩こりから解放されつつ、ゲーム性能は落とさない」こと。結論から言うと、その期待はほぼそのまま満たされました。

約2年7ヶ月使った正直な実感

2023年11月に購入してから約2年7ヶ月、ほぼ毎日使ってきました。100点満点で95点をつけた理由を、まず一覧で整理します。

観点評価一言
軽さ長時間でも肩がこらない
音の定位感FPSで全く問題なし
ノイズキャンセリング掃除機に気づかないレベル
装着感イヤホン型で頭・肩への負担なし
バッテリーNC ONで約11時間(公式値)

とにかく軽い(肩がこらない)

いちばん効いたのが軽さです。片側 約6.5g という重量で、装着しているのを忘れるくらい。ヘッドホン時代にあった「後半になると肩がつらくなる」感覚が、イヤホン型にしてから一度も起きていません。長時間プレイでも、在宅で一日中PCに向かう日でも、首や肩に何も残らない。これだけで買い替えた価値がありました。

FPSの音の定位感は問題なし

軽さを取った代わりに音がスカスカでは意味がありません。ここがいちばん不安だった点でしたが、実際に使ってみるとFPSで重要な音の定位感は全く問題ありませんでした。足音や銃声の方向がしっかり分かるので、ゲームの判断に困ったことはありません。イヤホン型でもゲーミング性能は十分成立する、というのが約2年7ヶ月使った実感です。

ノイズキャンセリングが優秀すぎる

正直いちばん驚いたのがノイズキャンセリングです。あるとき、このイヤホンでアニメの音声を聞いていたら、真後ろで掃除機をかけられても全く気づきませんでした。それくらい周囲の音が消えます。集中したいときには圧倒的にありがたい反面、家族の呼びかけにも気づかないことがあるので、そこだけは使い方に注意しています。

ちなみに、わが家ではロボット掃除機を使っているのですが、その動作音もこのイヤホンをつけているとほぼ消えます。掃除機まわりの使用感はロボット掃除機を1年5か月使ったレビューにも書いています。

スペックで見るINZONE Buds

自分の環境で使えるかを判断する材料として、基本スペックを整理しておきます。接続方式が2系統あるので、PCゲーム中心なら低遅延の2.4GHz、外出先ではBluetoothと使い分けられます。

項目内容
型番WF-G700N(Fnatic監修)
タイプ完全ワイヤレス・ノイズキャンセリング搭載ゲーミングイヤホン
接続2.4GHz USBトランシーバー/Bluetooth 5.3(LE Audio)
対応機器PC/PS5/Switch/モバイル
バッテリーNC ON最大約11時間/ケース併用で最大約48時間/5分充電で約1時間再生
重量約6.5g×2

数値はSONY公式仕様に基づきます。バッテリーは公式値で、わが家は毎日使ってもケースに戻して充電する運用なので、外出先以外で電池切れに困ったことはほとんどありません。

正直に気になる点

ここまで褒めてきましたが、手放しで満点というわけではありません。あえて気になる点を挙げるなら、価格です。ゲーミングイヤホンの中では高めの部類に入ります。実売価格は時期によって変動するので具体的な金額は控えますが、「とにかく安く済ませたい」という人にとっては、最初の一歩としては少しハードルがあるかもしれません。

ただ、私の場合はヘッドホンを何個も買い替えてきた経緯があります。合わないものを買い続けるくらいなら、肩こりから解放されて長く使えるものに最初から投資したほうがよかった——という意味で、トータルでは納得しています。減点はこの価格面のみで、使い勝手そのものに不満はありません。だから95点です。

こんな人に向いている/向いていない

約2年7ヶ月使った立場から、向き不向きを整理します。

向いている人

  • ゲーミングヘッドホンの重さ・肩こりがつらくなってきた人
  • 長時間プレイする/在宅で長くPCに向かう人
  • FPSなどで音の定位感は妥協したくない人
  • 周囲の音を消して集中したい人

あまり向いていない人

  • とにかく安く済ませたい人
  • 開放感のある音や、耳をふさがない装着感を好む人
  • そもそもヘッドホンで肩こりしない人

ヘッドホンの形そのものがつらい、という悩みを持っている人には、イヤホン型は本当に有力な選択肢だと思います。

まとめ

ゲーミングヘッドホンの肩こりに限界がきて行き着いた INZONE Buds WF-G700N は、約2年7ヶ月使った今も「今買うなら同じものを選ぶ」一台です。軽さで肩がこらない、FPSの定位感も問題ない、ノイズキャンセリングは掃除機に気づかないレベル。価格が高めの部類という点だけ差し引いて、100点満点で95点。ヘッドホンを何個も買い替えても合わなかった人に、イヤホン型という終着点があることを伝えたいです。

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よくある質問

Q. ゲーミングヘッドホンの肩こりはイヤホン型で本当に解決する?

A. 体質や好みによりますが、わが家の場合は軽量ヘッドホンでも肩こりがつらく、イヤホン型に変えてからは肩への負担がなくなりました。ヘッドホンの重さ・側圧が原因で悩んでいるなら、イヤホン型は試す価値があると思います。

Q. INZONE BudsはFPSの音の定位感は問題ない?

A. 約2年7ヶ月使った実感として、FPSで重要な音の定位感は全く問題ありませんでした。足音や銃声の方向がしっかり分かるので、ゲームの判断に困ったことはありません。

Q. ノイズキャンセリングはどのくらい効く?

A. かなり強力です。このイヤホンでアニメの音声を聞いていたら、真後ろで掃除機をかけられても気づかなかったほどでした。集中したいときには頼もしい反面、呼びかけに気づかないこともあるので使う場面には注意しています。

Q. バッテリーはどのくらいもつ?

A. 公式値でノイズキャンセリングONのとき最大約11時間、充電ケース併用で最大約48時間です。5分の充電で約1時間使えるので、うっかり切れてもすぐ復帰できます。